肥満外来について
対象となる疾患
- 中等度以上の肥満(BMI>30)でお悩みの方
- 健診等でメタボリック症候群を指摘された方
- 肥満に伴ういびきや睡眠時無呼吸を指摘された方
- 肥満に伴う膝痛・腰痛でお悩みの方
肥満に関連した健康障害を伴う場合、健康保険で診療を行います。
医学的な問題が無い場合には、原則として自由診療となりますが、詳細はお問い合わせください。また、初診時は予約をお願いいたします。
検査・指導のながれ
1.
身体測定(身長、体重、体組成測定、ウエスト計測等)で肥満(体脂肪過多)の有無を調べます。
2.
肥満に伴う健康障害の有無につき、診察、血液・尿検査、心電図、レントゲン検査等で評価します。
3.
必要に応じ、運動負荷心肺機能検査による運動処方を実施します。
4.
食事・体重記録(グラフ化体重日記)を記載していただき、その記録に基づき、月1回の栄養面談を継続します。
5.
通常、3〜6ヶ月毎に血液検査等による評価を行います。
治療の特徴
これまで院長が担当していた順天堂医院肥満外来では、平均5〜8%の体重減少(6ヶ月間、継続率約60%)がみられました。さらに、院内運動療法施設を併用した減量プログラムでは、約10%の体重減少を認めました(肥満学会 2003年)。
当クリニックでは、近隣のスポーツクラブと連携し、積極的な運動療法を併用した減量プログラムを実施しています。