● 不整脈の有無や程度の判定
● 狭心症発作の有無や程度の判定
検査方法と評価
● 不整脈、狭心症などの心疾患では、発作的に症状や所見が出現することが多く、さらに非発作時の心電図が全く正常であることも少なくありません。そのような場合、長時間の心電図検査によって発作時の変化を記録し、疾患の有無や程度を判定する必要があります。
● 前胸部の数枚の電極を貼り付け、接続された携帯型記録器で日常生活における心電図を記録します。最近、記録器の小型・計量化が進み、100グラム以下の機器も発売されています。
● 通常、24時間の記録を行い、リズムや波形を専用プログラムで解析します。心拍数の推移、不整脈や心電図変化の有無などを調べ、さらに動悸や胸痛などの症状との対比を行います。
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